夜空を見上げてみる前に

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「星が見えるのは一体どんな日なのか?」なんていう質問があれば「晴れている日」と答えるのが一般的です。
まさにその通りで、晴れている日であることが絶対条件です。
ですが、晴れているからといって星が見えるわけではありあせん。

例えば月が明るい日は星は見えにくく、そして、湿度の高い日も星がぼんやりした感じに見えてしまう傾向がありあす。
これは、空気中の水蒸気が、星の光を遮ってしまうからなんです。
晴れていても、景色があまりすっきり見えない日がありますよね。
こういうときは、星もあまり見えにくいということです。

逆に星がくっきりハッキリ見えるのは、月が出ていない日、湿度の低いカラっとした日や寒い日です。
理由としては、空気中の水蒸気が少ないと空の透明度が上がるからです。
そして、風の強い日や、雨上がりに晴れたときも、たくさんの星が見えることがあります。
こういう日は、星だけでなく、遠くの景色が妙に近く見えたりする現象がおきます。
これは空気中の塵を風や雨が取り去ってくれるからです。
実はこういう日は、望遠鏡で星を見たり写真をとるにはあまり向かないのですが、ただ星を見上げるだけならお勧めです。

星が見えやすい場所を探そう

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海や山、空気が澄んでいる場所へ出かけたときに、星がたくさん見えていることがあります。
これは、そういう場所は星が見える条件を兼ね備えているからです。
【星が見えやすい条件】

  • 人工的な灯りがないこと。
  • そして空気がきれいなこと。

星の明かりはとても弱く小さく、外灯やネオンがある場所ではかき消されてしまうんですよ。
綺麗な星空が見たいなら、本当は街明かりのない場所に出かけるのが一番だと思います。
近所で綺麗な星が見たい時には、できればなるべく灯りの少ない、空の開けたところに行きましょう。
公園や、河原などがいいかもしれませんね。
逆に、ビルの谷間や繁華街、外灯が明るい所は、星を見るには不向きな場所になります。

おとめ座

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うしかい座では、北斗七星の柄のカーブを伸ばしてアルクトゥルスを探しました筈です。
今度はそのカーブをさらに先へと伸ばしてみましょう。
今度はおっとりと優しく光る白い星が見つかります。
その星が、おとめ座の一等星スピカです。

北斗七星からアルクトゥルス、スピカと続く曲線を、春の大曲線といいます。
実際の星空で見ると確かに「大曲線」で驚きます。

うしかい座

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まずは基本の星座の北斗七星を覚えたら、さっそく春の星座を探してみることにしましょう。
手がかりになるのが北斗七星の、柄の部分のカーブです。
この曲線をそのまま先のほうに延ばしてみると、オレンジ色の明るい星が見つかります。
うしかい座の一等星アルクトゥルスです。

アルクトゥルスから、逆さまのネクタイのような形に星をつなぐと、うしかい座の星の並びになります。
春の夜、東寄りの空に明るく輝くオレンジ色の星を見つけたら、きっとアルクトゥルスと思ってもいいでしょう。
確かめるためには、北の空を向いて、北斗七星の柄を辿ってみましょう。
これを覚えてしまえば、アルクトゥルスを間違えることはまずないと思います。

おおいぬ座

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オリオン座はもう覚えましたね?オリオン座さえわかれば、おおいぬ座探すのは簡単になります。
オリオンの三ツ星を、東側、つまりおうし座と反対側に伸ばしていくと、とても明るい星にたどり着きます。
これがおおいぬ座の一等星のシリウスです。
態々、オリオンから辿らなくても冬の夜、南の空でギンギンに光る青白い星を見たら、おおいぬ座と思っても大丈夫なんですけどね。
おおいぬ座はまるでオリオンに餌をおねだりしている犬のように見える筈です。

ふたご座

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ふたご座は、名前の通り双子の姿を象った星です。
目印になるのは、仲良く並んだ二つの星、カストルとポルックス。
冬の大三角の上のほうに位置し、ちょっと東よりに同じくらいの明るさの星が二つ並んでいます。
そこから並んだ星を下につないでいくと、ふたご座の星の並びになります。
目印は「北」という字に似ていることでしょうか。

ふたご座の頭の星の名は、ここに描かれた双子の名前からとられています。
西側がお兄さんのカストルで、東側が弟のポルックスになっています。
実はこの二つの星、双子といいつつ微妙に明るさが違います。
カストルのほうが少し暗く、分類では2等星。
対して弟のポルックスは1等星になります。
弟の方が明るいというのも少し不思議な気がしますが、ふたご座が東の空から昇るとき、西側にあるカストルのほうが少し先に姿をあらわすんです。

おうし座

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おうし座は、冬の星座の中でも西側に位置するため、秋の夜には東の空に姿を見せます。
おうし座の目印になるのは、赤い色をした星のアルデバランと、その周りの星をつないでできる、「V」の字のような星の並び。この並びが、牡牛の顔の部分になります。
初めてこのVの字を探す時には、オリオンの三ツ星を手がかりにするといいかもしれません。
オリオンの三ツ星の並びをそのまま西の方に辿っていくと、赤い色のアルデバランと、そこからV字に並んだ星たちが見つかります。